
執筆: Leverages Global編集部 (ライター)
監修: 濱川 恭一 (行政書士)
近年、人手不足の解決策として「外国人採用」が急増しており、2025年10月末時点で外国人労働者数は約257万人と過去最多を記録しました。一方で、日本人採用とは異なる複雑な法律やビザ制度により、「意図せず不法就労を助長してしまう」といった深刻なトラブルリスクも潜んでいます。
そこで本記事では、リスクを回避しつつ優秀な人材を確保できる「外国人人材紹介サービス」を徹底解説。最新の料金体系や費用相場、サービスの選び方のポイントをプロの視点でまとめました。おすすめの外国人人材紹介サービスの比較も紹介していますので、自社に最適なパートナー選びにぜひお役立てください。
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目次
この記事のまとめ
- 外国人人材紹介サービスは、企業と求職者のマッチングだけでなく、日本語能力の判定やビザ申請、入社後の定着支援までを包括的にサポートするサービスのこと
- 料金体系は「成功報酬型」が多く、採用者の初年度理論年収の30~35%が相場
- 法的リスク(不法就労等)を回避しながら採用担当者の業務工数を大幅に削減できることが外国人人材紹介サービスのメリット
- 外国人採用を成功させるコツは、複数の人材紹介サービスを比較して自社に最適なパートナーを選ぶことを選ぶこと
「そもそも外国人人材紹介サービスとは?」と疑問に思っている方へ向けて、ここでは外国人人材紹介サービスの概要や種類、業務内容について解説します。
概要・役割
外国人人材紹介サービスとは、優秀な人材を採用したい日本企業と外国人求職者の間に入り、両者の希望が叶うマッチングを実現させるサービスのことです。キャリアアドバイザーが求職者の人柄やスキル、日本語レベル等を把握してから推薦を行うため、実質的に面接前の「0次選考」のような役割を担います。優秀な人材に対しては企業の魅力をプレゼンし、応募意欲が高まるよう能動的に働きかける点も特徴です。
人材の紹介に加えて、求人票の作成や面接日程の調整、内定後のフォローといった包括的なサポートを受けられるのもポイントといえます。
種類
外国人人材紹介サービスには、「一般紹介・登録型」と「サーチ型」の2種類に分けられるのが基本です。ここでは、両者の違いや特徴について説明します。
一般紹介・登録型
一般紹介・登録型とは、人材紹介会社に登録している外国人求職者のデータベースの中から、企業の募集条件に合う人材を紹介する形態です。働く意欲の高い外国人が登録しているため、迅速なマッチングと採用活動のコストを抑えやすい傾向があります。
多くの外国人人材紹介サービスが一般紹介・登録型を採用していますが、そのなかにも幅広い業界・職種を扱う「総合タイプ」と、特定の業界・職種に特化した「専門タイプ」がある点を覚えておきましょう。
サーチ型
サーチ型とは、自社がもつデータベースだけでなく、他社で活躍する外国人やSNSなどあらゆる方法を駆使して候補者を探す形態です。スカウトやヘッドハンティングとも呼ばれており、転職潜在層も含めて優秀な人材に直接アプローチするという特徴があります。
業務内容
外国人人材紹介サービスの業務内容は、主に以下の3点です。
- 求人活動全般のバックアップ
- 在留資格や各種契約に関する手続きのサポート
- 入社後のアフターフォロー
依頼できる内容について知り、具体的にどのようなサポートを受けられるのか把握しましょう。
求人活動全般のバックアップ
メインの業務として、求人票の作成や人材選定、応募者との連絡など、求人活動全般のバックアップが挙げられます。応募者との間に立って面接日の調整や条件交渉なども代行してくれるため、採用担当者の負担を軽減しやすいのがポイントです。
在留資格や各種契約に関する手続きのサポート
外国人採用に欠かせない在留資格や各種契約に関する手続きのサポートも、人材紹介サービスの業務内容に含まれます。行政書士と連携して、複雑な申請書類や雇用契約書・労働条件通知書の作成補助をしてくれるため、申請の不備や契約書の誤解といった予期せぬトラブルを防げるでしょう。
入社後のアフターフォロー
外国人人材紹介サービスでは、入社後のアフターフォローが手厚い会社が多いのが特徴です。慣れない環境に不安を抱く外国人が早期離職してしまわないよう、入社後の定着に向けて注力しています。専門の相談員が外国人社員と定期面談を行ったり、生活が安定するまでサポートしたりする会社もあるようです。

人手不足の原因と6つの解決策|深刻な業界で外国人雇用が進む理由
外国人人材紹介サービスの多くは、人材が企業に入社したタイミングで手数料の支払いが発生する「成功報酬型」の料金体系を導入しています。サーチ型のサービス形態のなかには、契約時やスカウト開始時に「着手金」が発生するところもあるようです。
手数料の金額は紹介した人材の初年度理論年収をもとに決定され、一般的な人材紹介サービスと同じく年収の30~35%が相場です。ただし、外国人採用においては、人材紹介に馴染みが薄い企業も多く利用するケースを考慮して、業界の相場に合わせて料金を調整しているサービスもあります。
また、紹介した人材が早期離職してしまった場合の「返金規定」を設けているのも一般的です。初めての外国人採用で不安な場合は「入社後△ヶ月未満の退職で手数料の△%を返金」のように、しっかりと返金規定が定められている人材紹介会社を選ぶと安心でしょう。
ここでは、厳選した6つの外国人人材紹介会社のサービス内容を比較してご紹介します。人材紹介会社である当社の観点から比較すべき項目を表にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
Leverages Global
「Leverages Global」は、レバレジーズ株式会社が運営する外国人人材紹介サービスです。合計フォロワー数36万人以上を超える多言語SNSを活用した圧倒的な集客力と、レバレジーズグループの人材紹介ノウハウを活かした迅速な人材紹介体制が特徴です。
主に特定技能の採用・定着支援サービスや、急な人員確保に最適な外国人材の派遣サービスを強みとしてます。「登録支援機関」の認定を受けているため、特定技能の外国人雇用に関する一貫したサポートも可能です。海外からの直接採用、日本国内での人材紹介どちらにも対応しており、各企業の状況に合わせたご提案を行うことが可能です。
さらに、レバレジーズ株式会社は通常の人材紹介サービスのほか、エンジニアや介護、看護などの領域に特化したサービスも運営。幅広い人材ネットワークと各業界に精通するノウハウを活かし、外国人人材紹介サービスの枠を超えたご支援を実現します。
本社は東京にあり、国内27拠点および海外3拠点(メキシコ、アメリカ、上海)に支店がありますので、全国のお客様からの幅広いニーズに対応できるのが魅力です。
| 雇用形態 | ・正社員 ・派遣社員 |
| 在留資格 | ・特定技能 ・留学 ・身分系など |
| 登録国籍 | ・英語圏 ・中国 ・台湾/香港 ・韓国 ・ベトナム ・インドネシア ・ネパール ・ミャンマーなど |
| 対応エリア | 全国 |
| 運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
興味のある採用担当者の方は、ぜひLeverages Globalまでお問い合わせください。
Bridgers
「Bridgers」の登録人材は日本語能力試験N1~N2所有者が80%と、高い日本語能力を兼ね備えています。日本語と外国語両方でコミュニケーションを取れる人材の紹介を受けられるため、グローバル化を進めたい企業にぴったりといえるでしょう。
| 雇用形態 | ・正社員 |
| 在留資格 | ・技人国など |
| 登録国籍 | ・韓国 ・ベトナム ・台湾/香港 ・中国 ・インド ・インドネシアなど |
| 対応エリア | 全国 |
| 運営会社 | 株式会社リーラコーエンジャパン |
在留資格の手続きでは、行政書士の紹介を受けられて安心です。約3,700名の内定実績と92%という高い内定承諾率から分かるように、安定して高評価を得ているサービスといえます。
マイナビグローバル
マイナビグローバルは、業界大手である株式会社マイナビが運営する外国人材サービスです。介護や飲食料品製造、農業、飲食店など、マイナビグローバルの集客力を駆使した幅広い職種での紹介実績があります。
| 雇用形態 | ・正社員 |
| 在留資格 | ・特定技能など |
| 登録国籍 | ・ベトナム ・インド ・ネパール ・中国 ・ドイツなど |
| 対応エリア | 全国 |
| 運営会社 | 株式会社マイナビグローバル |
登録支援機関としての各種支援や外国人採用セミナー、介護現場における日本人職員向けの「外国籍介護人材受入研修」といったサポートが豊富です。
外国人求人ネットACE
外国人求人ネットACEは、日本で活躍する高度外国人材に特化した外国人人材紹介サービスです。ビジネスレベルの日本語能力だけでなく、国際感覚や国内外での勤務経験をもった人材の紹介を受けられます。すでに在留資格を取得済みの人材なので、雇用時の心配も要りません。
| 雇用形態 | ・正社員 |
| 在留資格 | ・技人国 ・身分系など |
| 登録国籍 | ・中国 ・ベトナム ・タイ ・ロシア ・インドネシア ・フィリピンなど |
| 対応エリア | 全国 |
| 運営会社 | 株式会社翼インターナショナル |
若手社員から幹部候補の中堅ミドルクラスまで、即戦力として活躍できる外国人を探している企業におすすめです。
GOWELL
ゴーウェルはアジア人材に特化した人材紹介サービスで、12,000名以上の外国人が登録しているのが特徴です。東南アジア語の通訳翻訳事業を核にさまざまなアジア関連の事業を行っているため、国家間会談や企業間商談、訪日インバウンドなど各方面のノウハウを兼ね備えています。
| 雇用形態 | ・正社員 ・派遣など |
| 在留資格 | ・技人国 ・特定活動 ・身分系など |
| 登録国籍 | ・ベトナム ・タイ ・インドネシア ・中国 ・ミャンマーなど |
| 対応エリア | 全国 |
| 運営会社 | ゴーウェル株式会社 |
求人情報を渡してから面接会の実施までがスピーディで、すぐに人材を求めている企業からの支持も厚いサービスです。また、日本で唯一の外国人向け相談スペース「GOWELL TOWN」を銀座で運営しており、就職を希望する多くの外国人が相談に訪れています。
外国人採用Lab(旧グローバルアライ)
外国人採用Lab(旧グローバルアライ)は、アジア人材に強い人材紹介サービスです。各種申請に必要な書類の作成から外国人人材の受け入れ準備まで、ワンストップの支援を受けられます。また、社内に法務担当部門があり、コンプライアンス意識が非常に高い企業です。
| 雇用形態 | ・正社員 ・派遣など |
| 在留資格 | ・技人国 ・特定活動 ・身分系など |
| 登録国籍 | ・ベトナム ・ネパール ・インドネシア ・ミャンマーなど |
| 対応エリア | 全国 |
| 運営会社 | 株式会社オールビズチャンネル |
入社後は初出勤の立ち合いや生活サポートを中心に定着をフォローするため、初めて外国人を採用する企業も安心して任せられるサービスといえるでしょう。
外国人を雇用するうえで企業が感じる不安の第1位は「日本語のコミュニケーション」であることが数々の調査で明らかになっています。次点は調査によって異なりますが、「法令や手続きの複雑さ」「受け入れ態勢の構築」といったノウハウ不足に起因する項目であることが多いようです。
外国人人材紹介サービスを利用する最大の利点は、こうした不安を解消しやすい点にあるでしょう。具体的には以下のようなメリットが挙げられます。
- 採用にかかる工数を減らせる
- 日本語能力の判断を任せられる
- 外国人ならではの法律や手続きについて質問できる
- 外国人から見て魅力的な求人票を作成できる
- 文化や価値観の違いによる誤解を避けられる
詳しく見ていきましょう。
採用にかかる工数を減らせる
メリットの一つは、採用担当者の工数を削減できる点です。
当然ながら、外国人採用においても面接日程の調整や条件の交渉といったやりとりは発生します。加えて、日本人採用よりも分かりやすく丁寧な説明が求められるため、どうしてもメールや電話のやり取りが増えがちです。こうした業務も人材紹介サービスに任せることで、採用担当者の負担を大きく軽減できます。
日本語能力の判断を任せられる
先述したように、外国人を雇用する際に多い懸念点は日本語能力の不明瞭さです。外国人人材紹介サービスは、求職者の日本語能力を面談でしっかり確認したうえで、問題なく業務やコミュニケーションを行えると判断した人材のみ推薦を行います。
外国人採用に慣れていない企業が自分たちだけで日本語能力を判断する場合、主に「日本語能力試験(JLPT)」の結果を参照することになるでしょう。しかし、全ての求職者が受験しているとは限らず、試験内容には対面でのコミュニケーション能力が含まれません。「JLPTのレベルは低いが会話能力は問題ない」「JLPTのレベルは高いがコミュニケーションは不得意」というどちらのケースもあり得るため、書類だけで正確な日本語能力を判断するのは困難です。
また、初めての外国人採用で慎重になり過ぎるあまり、日本語能力の採用基準を過度に高く見積もってしまう企業も少なくありません。本来はJLPTのN3レベル(日常会話程度)で問題なく働ける環境のはずが、最上位のN1レベル(ネイティブ程度)に条件を限定してしまい、なかなか応募が集まらないといったケースも散見されます。
外国人人材紹介サービスを活用すれば、そもそも自社で必要な日本語能力はどの程度なのかから相談できるため、適切な求職者とマッチングできるでしょう。
外国人ならではの法律や手続きについて質問できる
外国人雇用でネックとなるのが、在留資格に関する法律や手続きでしょう。法改正や制度変更により、外国人雇用に関するルールが変更することも多いため、特に初めて外国人材を採用する際には、外国人雇用に関する豊富な専門スタッフに確認しながら進めていくことをおすすめします。
外国人材に特化した人材紹介サービスには、入管法や関係省令の知識が豊富なスタッフが在籍している場合がほとんどです。例えば、弊社レバレジーズが運営するLeverages Globalには、外国人雇用労務士の資格を持つスタッフが多数在籍しているほか、行政書士と提携した法律面のサポートもご提供しています。まずは無料のご相談からお受けしているので、お気軽にお問い合わせください。
外国人から見て魅力的な求人票を作成できる
外国人から見て魅力的な求人票を作成できるのも、外国人人材紹介サービスを利用するメリットの一つです。
日本人と外国人では、魅力的に感じる求人要素や刺さるキーワードが異なります。高い給料を求めて日本に来ているような求職者にとっては、「残業の多さ」がむしろプラスになる可能性もあるのです。また、長期休暇の取りやすさや宗教的配慮など、入社前に確認したい外国人ならではのポイントも存在します。
外国人人材に詳しい経験豊富な人材紹介会社であれば、そうしたキーワードを活用しつつ、企業の新たな魅力を活かした外国人目線の求人票の作成を支援してくれるでしょう。
文化や価値観の違いによる誤解を避けられる
日本と海外では、就活・転職に関するルールや感覚が異なります。日本人と同じ感覚で書類選考や面接を行うと、優秀な人材を見落としたり、逆に不適格な人を採用してしまったりしかねません。
例えば、筆者が経験しただけでも、SNS映えしそうなカラフルな職務経歴書を作成する人や、1度だけ受けたセミナーの知識をスキルとしてアピールする人など、さまざまな求職者とのカルチャーショックがありました。
外国人人材紹介サービスであれば、こうした文化の違いを把握したうえで、求職者が日本の転職活動の様式で自身の魅力をアピールできるようフォローしています。不幸なすれ違いを避け、日本人の選考と近い感覚で候補者を見定められる点が、外国人人材紹介サービスを利用するメリットです。
また、Leverages Globalでは求職者の「仕事に対する価値観」の確認にも力を入れています。
外国人材の離職につながる主要因の一つが「会社と価値観が合わないこと」です。国によって文化や価値観は異なるため、企業のカルチャーに馴染めるかどうかの見極めは日本人以上に念入りに行わなければなりません。
こうした観点も、外国人材を多く見てきた特化型サービスだからこそです。

外国人労働者を受け入れるメリット・デメリット|雇用の基本的な流れも解説
先述したとおり、企業によって提供できるサービスや費用、得意分野は異なります。自社に合う適切な人材を採用するためには、どの部分に強く、どのようなサービスを提供しているのかに注目して選ぶことが重要です。
ここでは、外国人人材紹介サービス会社の選び方のポイントを紹介します。
自社の事業や業種に特化した企業を選ぶ
ポイントの一つは、自社の事業や業種に特化した企業を選ぶことです。一口に外国人人材紹介サービスといっても、それぞれ得意な分野や扱っている業種は異なります。外国人介護士を求める企業がIT系に特化した人材紹介サービスを利用しても、希望通りのマッチングは難しいでしょう。
サービス会社のWebサイトや過去の実績をチェックし、自社に関連がある業種に強いところを選ぶと、ミスマッチや早期離職を未然に防げます。
外国人雇用に関する法律に明るい企業を選ぶ
初めて外国人を雇用する企業は、できるだけ入管法や関係省令に明るい人材紹介サービスを選ぶのがおすすめです。専門的な知識に乏しい人材紹介会社と契約すると、入社日までに外国人の在留資格が下りなかったり、そもそも入社できなかったりする恐れも。最悪の場合、不法就労になる可能性もあります。
自社内に在留資格や外国人雇用のルールに関するノウハウを蓄積するまでは、行政書士や外国人雇用労務士と提携しているサービス会社の支援を受けるのが望ましいでしょう。
日本人向け人材紹介サービスも強い企業を選ぶ
外国人だけでなく日本人の紹介にも強いサービスを選ぶと、採用の間口が広がります。外国人のなかには、日本人と同じ人材紹介サービスを利用して転職する人も少なくありません。日本語が堪能だったり日本在留歴が長かったりする人に、特にその傾向が強い印象です。
日本人向けのサービスも活発に運営している企業であれば、両方に登録している幅広い人材のなかから自社に合った外国人材を紹介してくれるでしょう。
SNSなど外国人向けの集客経路が豊富な企業を選ぶ
できるだけ外国人向けの集客経路が豊富な人材紹介サービスを選ぶと、求める条件に合致した人材が見つかりやすくなります。
外国人雇用では、日本人雇用よりもSNSの役割が大きくなるのが特徴です。母国から離れて日本という異国で暮らす外国人同士は、SNS上で独自のコミュニティを築いているケースが多く、口コミによる評価がサービス選びに強く影響するといわれています。
SNSは広告の展開スピードが速いため、顧客から「この言語圏のこのような人材が欲しい」と要望があった際、すぐに求職者を募集できる点も強みです。

外国人労働者が多い職種ランキング!在留資格ごとの解説も
人材紹介サービスを利用した外国人採用を成功させるコツは、主に以下の4点です。
- 複数の人材紹介サービスを比較する
- 過去の紹介実績や同業他社の実情を聞く
- 採用目的と期日を明確に伝える
- ミスマッチを防ぐ面接方法について確認する
ここでは、人材紹介会社である当社の経験やノウハウをもとに、実際に人材紹介サービスを利用した際の外国人採用を成功させるコツについて解説します。
複数の人材紹介サービスを比較する
外国人人材紹介サービスを選ぶときは、特定の1社にこだわり過ぎず複数のサービス会社を比較することが重要です。現在、日本国内に人材紹介サービスを提供する会社は約4万社あります。同じ事業・分野に特化していても、登録している外国人の数や国籍、受けられるサポート、費用に関する規定は多岐にわたるでしょう。
また、担当者の力量によって成果が左右される可能性も否めません。外国人採用を成功させるためには、各社を比較してサービスの内容や料金に納得できる人材紹介サービス会社を選びましょう。
過去の紹介実績や同業他社の実情を聞く
特に初めて外国人採用を行う場合、「過去に同じ業界の企業に紹介実績があるか」「同業他社の実情はどのような感じか」について尋ねるのもコツの一つです。その人材紹介サービスの信頼度の指標になるだけでなく、「同業他社がどのような悩みをもち、どのような外国人材を採用したのか」を知ることで、自社が外国人を採用したあとのビジョンをより具体化できます。
また、「今すぐ外国人材を採用するべきか悩んでいる」という状況でも、エキスパートである外国人人材紹介会社に情報を聞くことで、外国人からの需要や今後の動向予測の把握につながり、現状に合った判断をできるようになるでしょう。
気になる人材紹介サービスがあれば、まずは実際に問い合わせてみるのをおすすめします。
採用目的と期日を明確に伝える
人材紹介サービスを利用する際は、外国人を採用したい目的と雇用を開始したい時期を明確に伝えましょう。目的や入社希望時期がはっきりしていれば、人材紹介サービスとして取れるアクションが増えます。
たとえば、「特定の言語を扱えるグローバル人材がすぐに欲しい」という要望があれば、その言語圏のSNSやWebサイトに対する広告出稿を増やし、条件に合った求職者の新規獲得を狙うといった対応が可能です。
なお、外国人材の場合は必ずしも採用してすぐに働けるとは限らず、就労ビザの申請が必要なケースがあります。審査には時間を要するため、この点も考慮のうえ人材紹介サービスとすり合わせを行いましょう。
ミスマッチを防ぐ面接方法について確認する
入社後のミスマッチや早期離職を防ぐためには、「紹介してもらったから大丈夫だろう」と思い込まず、日本語での会話のテンポやスキルテストをもとに、自社で活躍できる人材かどうかを見極めることが重要です。
多くの外国人人材紹介サービスは、自社のデータベースに登録されている求職者のなかから人材を絞り込んで依頼者へ紹介します。そのため、企業が求める条件によっては、完全にマッチする外国人材を紹介してもらえるとは限りません。選考時に実務的な質問をしてみたり、スキルテストで能力を確認したりして、ミスマッチを未然に防ぎましょう。
ここでは、外国人人材紹介サービスの利用の流れを簡潔にまとめて紹介します。特に「初めて外国人材の受け入れを検討している」という採用担当者の方は、参考にしてみてください。
問い合わせ・サービス資料請求
気になる人材紹介サービスがあったら問い合わせを行い、サービス内容や過去の実績、費用の詳細について確認してみましょう。先述したように、3~4社の複数を比較し、サービス会社ごとの強みや登録している外国人材の特徴といった情報収集をすることが重要です。問い合わせは、主にWebサイトのフォームや電話などで行います。
業務内容や応募条件のヒアリング
利用するサービス会社を決めたら、自社の業務内容や応募条件についてのヒアリングが実施されます。採用目的や求める人材の要件、ビザの適合性をしっかりすり合わせ、適切な人材の紹介を受けるための重要なステップです。多くの場合、この段階で人材紹介会社と契約を結びます。なお、成功報酬型を導入しているところであれば入社決定まで費用は発生しません。
人材紹介・面接
前述のヒアリングをもとに、外国人人材紹介サービス会社からおすすめの人材の紹介を受けます。気になる候補者や前向きに検討したいと感じる候補者がいれば、面接を行いましょう。対面またはオンラインで実施し、日本語でのコミュニケーション能力や企業へのマッチ度を判断します。
雇用契約の締結
採用したい外国人がいたら内定を通知し、雇用契約を締結しましょう。トラブルや誤解を防ぐために、雇用契約書や労働条件通知書は分かりやすい日本語で記載するか、内定者の母語を併記した書類を作成するのが一般的です。日本人を採用するときと同様、法令を順守した内容にするために外国人人材紹介サービスの補助を受けながら作成しましょう。
就労ビザ申請や各種行政手続き
就労ビザ申請や各種行政の手続きは、外国人採用において重要なプロセスの一つです。基本的に人材紹介サービス会社がサポートしてくれるため、必要書類を準備のうえ指示を受けながら申請書類の作成を進めましょう。
来日・入社
無事に適切なビザが発給されたら、外国人が来日・入社します。人材紹介サービスと連携して、住居地の準備や空港への出迎え、生活オリエンテーションなどを実施しましょう。その後、外国人が入社日を迎えた時点で人材紹介サービスから正式に請求書が発行されます。
サポート内容に「外国人材のアフターフォロー」が含まれている場合、入社後も定期的な面談を通じて仕事や私生活に関するケアをしてもらえるでしょう。

外国人を雇用するには?入社前・入社後の手続きと必要書類
ここでは、外国人雇用で人材紹介サービスを使う際の注意点について解説します。サービスや支援をうまく活用するための心構えとして留意しておいてください。
料金体系や契約内容について細かく確認する
外国人人材紹介サービスと正規の契約を結ぶ前に、料金体系や契約内容について細かく確認する必要があります。例えば、特定技能外国人の場合、紹介手数料とは別に入社後の「支援委託費」として毎月数万円のランニングコストが発生する場合があります。海外から招へいするケースでは、本人の渡航費や健康診断費用を「別建て」で請求されることがあります。
短期的・長期的に見て自社の財政状況に負担がかかり過ぎないか、細かく確認のうえ判断しましょう。
サポートしてもらえる範囲を把握しておく
「サポート内容に含まれていると思ったら契約外だった」という事態を避けるために、分からないことや懸念点は質問してクリアにしておくことが重要です。人材紹介サービスごとに実務を代行してくれる範囲や対応方法は異なります。申請書類の準備から手続きまで包括的に代行してくれるのか、書き方のアドバイスのみなのかでも、採用担当者のリソースに大きく影響するでしょう。
初めて外国人雇用を行う企業は、外国人に特化した人材紹介サービスの利用がおすすめです。自社に適した外国人材を紹介してもらうことができ、雇用手続きの代行も引き受けてもらえることがあります。料金やサービス内容、マッチングしやすい業界は人材紹介会社によって異なるので、資料請求や問い合わせを行って自社に適したところを利用しましょう。
「Leverages Global」では、外国人雇用労務士の資格をもつキャリアアドバイザーが社内に複数人在籍しています。初めての外国人採用でご不安な企業の方には、業務委託契約を結んでいる行政書士のご紹介が可能です。先に行政書士に法律についてご相談いただき、就労できないリスクがクリアになってからサービスの利用を検討いただくこともできます。ぜひお気軽にお問い合わせください。

サービスを運営する中でよく伺うお悩みや質問に対して、真摯に向き合いながらも、分かりやすく、すぐに役立つコンテンツ発信を目指しています。


- ・最新の外国人採用市場の動向について
- ・日本国内の人手不足の状況
- ・外国人を採用している企業の意向
- ・採用手段の1つとして外国人採用が選ばれる理由
- ・外国人採用を安心で簡単に進める方法











