
執筆: Leverages Global編集部 (ライター)
「ミャンマー人のあるあるは?」「どのような性格?」と気になっている方もいるでしょう。特徴としては、穏やかで控えめなところがあり、家族とのつながりを大切にする傾向があります。 この記事では、ミャンマー人の性格の特徴6選を紹介。弊社のネイティブスタッフに聞いた、ミャンマー人へのタブーな言動や、円滑なコミュニケーションを取るためのコツも解説します。近年のミャンマー国内の情勢に触れつつ基本的な情報もまとめているので、ミャンマー人の採用を検討している企業さまは、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
ミャンマー人の性格は?あるある6選を紹介!
近年、日本で働くミャンマー人は増加傾向にあります。人手不足が叫ばれつつある日本社会において、貴重な外国人人材として雇用を検討する企業も少なくないでしょう。
ここでは、ミャンマー人の性格について6つのあるあるをご紹介します。なお、人種や国籍で一括りに性格を決めつける意図はなく、あくまで個々人で特性や価値観は異なることを認識しておいてください。
穏やかで控えめ
ミャンマー人は、穏やかで控えめな性格の傾向があります。宗教的な観点から人前で怒ったり感情を露わにしたりすることを避けるため、温和な人が多いようです。穏やかな性格であれば、職場で良好な人間関係を築きやすいでしょう。
家族とのつながりを大切にする
家族とのつながりを大切にするミャンマー人は多く、特に両親の意見や意向は非常に重要視されています。進路や就職先の最終決定を両親が行うことも珍しくないようです。
家族単位をはじめコミュニティ内で互いに助け合う意識が強いため、職場のチームワークを形成する際にポジティブなエネルギーを発揮しやすいでしょう。
目上の人を敬う気持ちが強い
両親と同じくらい、上司や年長者など目上の人を敬う気持ちが強いのもミャンマー人の特徴です。これには仏教の教えが深く関係していると考えられ、日常生活や社会活動といったあらゆる場面で見られます。
たとえば、食事の席では目上の人が食べ始めるのを待ってからほかの人が食事を開始するのが一般的です。職場のミャンマー人と食事に行く際は、上司のほうから「気にしなくて大丈夫」と伝えるか、食事開始の合図を送るのが無難でしょう。
慈悲深く思いやりがある
ミャンマー人は、慈悲深く思いやりの精神があるといわれています。今生で他者を助けて徳を積むとより幸福な来世を迎えられるという「輪廻転生」の思想がベースにあり、困っている人を助けるのは当然という考え方です。
このような価値観から自分の仕事だけではなく、頼まれたこともしっかりやり遂げてくれる協力的な姿勢が期待できるでしょう。
母国に対して寂しさを感じやすい
家族を大切にしたり地域コミュニティの絆が強かったりするミャンマー人は、母国に対して寂しさを感じやすい傾向があります。特に来日したばかりで友人や知り合いがいない環境だと、孤独を感じやすいでしょう。
母国から遠く離れた地で働くことに不安を覚える外国人労働者は少なくありません。積極的に声をかけて孤立しないようにしたり、同郷の先輩や同僚がいる環境を整えたりすると、職場への高い定着率にもつながります。
信仰心があつい
国民の90%が仏教を信仰しているミャンマーは、敬虔な仏教徒の国の一つです。先述したように、日常生活や社会活動にも仏教の教えが深く根付いており、宗教関連の行事や戒律を守ることを大切にします。
ミャンマー人を採用する際は相手の信仰心を尊重し、必要に応じて宗教関連の休暇や柔軟なシフト設計などを設けると、信頼関係の構築につながるでしょう。
ミャンマーの基礎情報
ここでは、ミャンマーの基本的な情報を紹介します。「国の名前はよく聞くけれど詳しく知らない」という方は、ぜひご一読ください。
| 面積 | 68万㎢ |
| 人口 | 5,114万人 |
| 首都 | ネーピードー |
| 民族 | ビルマ族(約70%)、そのほか多くの少数民族 |
| 言語 | ミャンマー語(公用語)、シャン語、カレン語など |
| 宗教 | 仏教(90%)、キリスト教、イスラム教など |
| 国際日 | 1月4日 |
| 主要産業 | 農業、天然ガス、製造業 |
参照元:外務省「ミャンマー連邦共和国(Republic of the Union of Myanmar)基礎データ」
ミャンマーは正式名称を「ミャンマー連邦共和国」といい、インドシナ半島の西部に位置する東南アジアの国です。国土は日本の約1.8倍で、周辺は中国やインド、タイ、ラオスなどと国境を接しています。首都は内陸部のネーピードーで、2019年時点の国の総人口は5,114万人です。
多くの少数民族が存在する多民族国家ですが、全体の70%をビルマ族が占めています。シャン語やカレン語といった民族独自の言語が多数あるものの、公用語はミャンマー語(ビルマ語)です。また、先述しているように国民の90%が仏教を信仰している仏教国でもあります。
ミャンマー国内の情勢
2021年に起きた軍事クーデター以降、ミャンマー国内の情勢は不安定な状況です。政治や経済が混乱し、国内の失業者や貧困層が増加しました。そのため、日本の技能実習や特定技能をはじめ、海外での就労を希望するミャンマー人が急増しているのが実情です。 しかし、徴兵制が導入され海外への就労目的の渡航が制限されたり、国軍と抵抗勢力の衝突が継続的に発生したりと、現在も情勢は揺れています。
ミャンマー人を雇用する際は、現地の最新情報や日本政府の緊急措置なども把握したうえで検討するのが望ましいでしょう。
参照元: 外務省「ミャンマー連邦共和国」 出入国在留管理庁「本国情勢を踏まえた在留ミャンマー人への緊急避難措置」
ミャンマー人へのタブーな言動
ミャンマー人に対するタブーな言動は、「人前で叱責や注意をする」「気軽にボディタッチをする」「女性に人前で大声を出させる」などです。以下で詳しく解説します。
他者がいる場で叱ったり注意したりする
特にミャンマー人に対しては、他者がいる場で叱ったり注意したりするのは避けましょう。宗教的な観点から「怒りの感情をコントロールし、穏やかであることが尊い」とされているため、幼少期から叱られることがほとんどありません。そのため、人前で叱られると「尊厳を傷つけられた」とひどくショックを受け、モチベーションの低下や離職につながる恐れがあります。
仕事のミスや問題点など、どうしても指摘しなければならないことは個別に話す場を設け、感情的にならず優しく改善点を伝えるのがコツです。
気軽にボディタッチをする
ミャンマー人は貞操観念が強い人が多いため、気軽にボディタッチをしてはいけません。日本でも昨今はハラスメントに対して厳格になっていますが、ミャンマー人と接する際は日本人以上に慎重さが求められます。男女問わずありがちな握手や、軽く肩に触れるなどの行為も注意が必要です。
女性に人前で大声を出させる
ミャンマー人の女性に人前で大声を出させるのはタブーとされています。「男性は男性らしく、女性は女性らしく」という考え方が根強いミャンマーにおいて、人前で大声で笑ったり話したりする女性は育ちが悪いと捉えられてしまうようです。
このような背景を尊重し、ミャンマー人の女性に対して、人前で大声での発言を求めるのは避けましょう。
ミャンマー人と円滑なコミュニケーションを取るコツ
ここでは、ミャンマー人と円滑なコミュニケーションを取るためのコツを紹介します。相手の文化や価値観を尊重しつつお互いに歩み寄ることで、効果的な人材育成や日本企業への定着につながるでしょう。
指示や報告ははっきり伝える
仕事の指示や報告は曖昧な表現を避けて、はっきり伝えるのがポイントです。具体的には、「このような品質のものを、こういった手順で△日までにお願いします」のように、必要な情報をストレートに伝えるのが望ましいでしょう。
日本の挨拶や感謝の文化を教えておく
ミャンマーでは挨拶や感謝の文化があまりないため、日本のビジネスシーンに合った習慣を教えておくのが重要です。特に日本に来たばかりで不慣れなミャンマー人の場合、挨拶や感謝をしないことで職場で無礼な人だと誤解されてしまう恐れがあります。
本人に悪気はなく、あくまで文化の違いのため、日本での適切なコミュニケーションの取り方について説明することが大切でしょう。
褒めて伸ばす
ミャンマー人と一緒に働く際は、褒めて伸ばすほうが効果的です。先述したように、ミャンマー人は叱られることに慣れていません。そのため、厳しくしたり叱責したりして育てるのではなく、頑張っている点はしっかりと認め、褒めて伸ばしてあげましょう。
まとめ
ミャンマー人は穏やかで控えめな性格の傾向があり、家族とのつながりを大切にします。慈悲深く思いやりの気持ちが強いため、職場でもチームワークを発揮してくれるでしょう。
一方で、ミャンマー国内の情勢やタブーな言動など、注意を払う必要があることも存在します。文化や価値観の違いを尊重しつつ、前向きな雇用を検討してみてください。

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